6月に入り、「熱中症」で亡くなるというニュースをチラホラ見るようになりますね。
熱中症の対策や予防、応急処置は頭に入ってますか?
「自分は大丈夫」と思っていませんか?
熱中症で運ばれる方は、皆さんそう思っていますよ。
そうでなければ、運ばれたり、亡くなったりしないはずです!
そこで、熱中症の知識を少しでも覚えておきましょう。
熱中症には程度があります。
熱中症は突然やって来ます。ここでは分かりやすく説明しますね。
第一段階:「あれっ?」っと思うと急に身体の自由が効かなくなります。
このレベルを「熱失神」といいます。
めまいや、顔色が悪くなったりします。
第二段階:手足がつったり、痙攣したり、筋肉痛のひどいような状態になります。
このレベルを「熱けいれん」といいます。
第三段階では、全身の脱力感や倦怠感、めまい、吐き気、頭痛や判断力の低下などの症状、要するに自分で明らかに気分が悪くて立ってられないような状態です。
このレベルを「熱疲労」といいます。
第四段階:それよりも重篤な状態で「熱射病」で一刻を争います。
意識障害や言語障害、多臓器障害や血液凝固などでショック状態になったりします。
この時点では救急車を呼ばないと、命に関わります。
素人目には判断が難しいのでは?
熱中症が危ないのは分かるが、レベルまでは判断できない・・・と思いますよね?
たしかに、目の前で具合が悪そうな人がいても、レベルの判断までは難しいかもしれません。
ではどうするか?
なのですが、自分で具合が悪いことを判断でき、症状もハッキリ自分で説明出来るようでしたら、日陰で水分と塩分を補給させましょう。
できれば、寝かせたほうが良いです!
そして、スポーツドリンクなどを補給します。
とにかくどの症状でも、日陰の風通しの良い所で横になるのがいいでしょう。
そして身体を冷やす方法ですが、
いろんなやり方がありますが、私のおススメする方法は、
まず、コンビニで氷とビニール袋を数枚ゲットしてきます。
そして、ビニール袋を2重にして、氷を入れたものを出来るだけたくさん作りましょう!
簡易の「氷嚢」が出来ます。
8個あればベストです^^
それを当てる場所なのですが、首筋の前鎖骨の上辺りですね・腋下(脇の下)・鼠径部(足の付根、ビキニライン)・膝の裏を同時に簡易氷嚢を当てて冷やします。
数が少なければ、何となく全体に行き渡るように当てて下さい。
その時の注意点ですが、必ず、簡易のビニール袋で作った氷嚢に少し「水」を入れて下さい!
そうしないと「凍傷」になってしまいます。
また、水をいれることで、身体に当てやすくなります。
その状態で、風を送って上げると更に良いでしょう。
首の後ろではなく、前側と腋下、鼠径部、膝裏なのか?
そこには、大きな血管が通っています。
血液を冷やして全身に送り、体温を下げるのに効果的だからです。
なので、同時に出来るのがいいのですが、出来なければ数カ所に当てましょう。
氷やビニール袋がなければ、いま、現状出来る限りで「身体を冷やす」ことに努めましょう!
上半身を裸にしたりして、タオルをのせて水を掛けるのもいいでしょう。
もし改善しなかったら?
迷わず、救急車を呼んで下さい!
命に関わります。
これを甘くみると死んでしまいます。
まとめると、
具合が悪そうになったり、なってる人がいたら、すぐに日陰に入り、身体を冷やすことに努めましょう。
それで、改善しなかったり、さらに具合が悪なったら、迷わず救急車を呼びます。
熱中症にならないのが一番ですが、熱中症なったことがなければ判断も遅れると思います。
「小まめに水分と塩分」、スポーツドリンクなどを摂るようにしましょう。
「小まめ」と言うのは喉が乾いてなくても飲むということです。
また、基本的に気温35℃を超えたら、屋外でのスポーツは禁止です。
そこで、「根性」は出さないようにしましょうね(*^^*)
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