不動産業者が言う、賃貸物件探しで注意すべき４つのこと！

毎年春になると、就職や転勤、入学などで、新天地に引っ越す事が多くなる季節ですね。

これは、賃貸物件だけでなく、分譲マンションなどもやはり春の時期が繁忙期となります。

そこで、知らない土地にだけにどこの不動産屋が良いのか？インターネットに出ている物件情報は正しいのか？など不動産屋がチェックすべきいくつかのポイントについて教えてくれました。

確認したい４つの事

業界用語で「あるよび」と言います。

これはおとり広告で、物件はもう無くなっているのに、「あります！」といって客を店舗まで呼び寄せる手法ですので、実際は行ってみないとあるかどうかは確認できない場合がほとんどのようです。

不動産屋にとってはお客さんに店舗まで来てもらわないと仕事にならないからなんですね。

また、「あるよび」の後に「消し」という業界テクニックがあります。

それは格安物件はある体にして、「騒音がうるさい」、「隣が墓地や暴力団」などとネガティブな情報で諦めさせて違う物件を紹介するという悪徳業者のセオリーですので、無かったらそのまま帰るのも一つの手ですね。

その後、その業者の契約して欲しい物件を紹介する手口ですね。

駅から「徒歩～分」とは直線距離で１分８０ｍのことで、実際歩いて測った時間ではないので、借りる際や購入する際には必ず、自分の足で歩いて時間を測った方が良いです。

障害物や信号、また、大回りしなければたどり着けない物件も少なくありません。

必ず、自分の足で歩いて時間を測りましょう。

それは、実際生活をしていく上での、騒音がどれくらい体感であるのかを自分で確認する為です。

しきりに話しかけられて、騒音を消してしまわれて後で、契約したら失敗するからなんですね。

また、ベッドを置こうと思う位置に一度横になって寝てみましょう！

それは、自分が眠る場所なので排水管や騒音をチェックする重要なポイントなんです。

できれば、朝と昼、夜と観察できれば最高です。

これは言わずと知れた「コンビニまで～分」などとコンビニや大型スーパーが近くにあることは欠かせません。

これも１分８０ｍですね。

また、お子さんのいる家庭でしたら近くに学校や病院があるかどうかも必ず確認しておきましょう。

娯楽施設などがあるとさらに良いでしょう！

不動産業界では客の奪い合いが激化しています。

その為、ウソの情報や顧客が不利益になる情報だけを伝えてくる悪徳業者がいるのも確かです。

出来るだけたくさんの不動産業者をまわってみる事を勧めています。

例えば、大家にとっては物件を紹介してもらう場合、できれば現状維持したいのでインターネットに載せない場合があります。

近い将来部屋が空くからと安くインターネットで宣伝すると現在の借主からクレームが来るからなんですね。

その為、ネット上には載ってない物件でその業者しか持ってないものも少なくないからなんです。

また、不動産業者を上手く扱うテクニックもあります。

それは不動産業者にとって、欲しいのはすぐに決めてくれるお客さんということなので、「今月末までに決めないといけない」「今日中に決めたい」「良いのがあればすぐに引っ越す」という「即入居」するお客さんになるのが良いといいます。

それは、すぐに決めてくれるならと手持ちの良い物件を出してくる可能性が高いからなんですね。

というように、これから数年間は住ところなので、慎重に地道な努力が良い物件を探す秘訣だと不動産業者自身が伝えていますので参考にしてみては如何でしょう。

当然、中には優良不動産業者も必ずあるはずですから。