最近テレビの特番で、「不動産悪徳業者」をよく見かけます。
それほど世間では社会問題になっていることが分かります。
高い買い物ですから、不良品を買わされたら腹が立ちますよね。
一生の買い物になるかもしれない訳ですから、買い手と同じ気持で相談にのってくれる不動産業者を選びたいものです。
ここでは、注文住宅から建売一戸建てを購入する時の注意点を専門家から聞いたのでお伝えしたいと思います。
優良工務店はこうやって選べ!
注文住宅の前に工務店選びは重要ですよね!
工務店の仕事は主に、お客さんの窓口になったり、設計から施工にいたる職人さんの手配やアフターケアということになります。
ではどうやっていい工務店を選べばいいのでしょう?
それはこの質問で分かります。
「こちらのお店で施工して建てた家を見せていただけませんか?」
これで、濁して見せない業者はNGです。
OKなら必ず見せてもらいましょう!
また、できれば2~3件見せてもらい、住んでる方にも意見や感想を貰えるとベストです。
それと、自分が欲しいイメージは画像で見せると伝わりやすいそうです。
美容院と同じですね!
あと、実際施工に入るときに「現場監督は建築資格を持っていますか?」と聞いてみましょう。
現場監督は建築資格はいらないのですが、実際の施工と図面が違っていても気がつかないという事が起こったりします。
できれば、図面がしっかり理解できるスタッフを用意してもらいましょう。
耐震についても、耐震技術認定者に指導を受けている工務店を選びましょう。
リフォームやリノベーションで気を付けること
いま、リノベーションが流行しています。
新築の2~3割安で購入できるためですね。
そこで覚えておきたいチェックポイントをいくつかご紹介します。
・リノベーションするなら32年前以前のモノがいい
これは、昭和56年6月に建築基準法の耐震基準が現在のものと同じになったからなんですね。
・リフォームは料金が500万円未満の工事は、建設業の資格がいらない
これも悪徳業者が存在する理由の一つですが、必ず、建設業の認可証を持っているか確認しましょう。
・建築検査官に構造をチェックしてもらう
これは多少お金は掛かりますが、失敗しない買い物をするためには重要です。
外壁に亀裂や室内にカビがあったりしたら洒落になりませんからね。
・耐震チェックをした方がいい家とは?
2000年6月以前に建てられた、壁面が全面窓という家です。
建築基準法が改正されて、筋交いの量と共に場所の規定が定められました。
耐震・・・強い骨組みで、揺れに耐える強度を持っている
制振・・・ダンパー(サスペンション)を設置し、揺れを吸収して制御する
免震・・・建物と地面をローラーの挟んで分離し、揺れを建物まで伝えない、9~8割は伝わらない
免震ともなれば、建築費用プラス500万円ほど掛かり、それぞれ金額は高くなりますが、地震大国日本では何らかの対策をせねばならないでしょう。
まとめ
不動産は買ったり、建てたりする時に必要な知識というものがあります。
自分ひとりで解決しようとせず、親しい人や専門家に相談する事を忘れてはいけません。
必ず、「住宅のセカンドオピニオン」は必要になりますので、一生の買い物で失敗しないよう勉強しましょう。
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