命を掛けたスタント映像トップテン!スタントにお国柄ってあるの?

海外

スタント」というテーマで、CineFixの映画にまつわるトップテンシリーズの動画がアップされました。

私は、スタントも好きなんですが、「武術アクション」が特に好きですね!

40代という世代的に、ジャッキー・チェンやブルース・リーはたまりません。

また、ハイウッドやタイや韓国のスタントも嫌いではありません。

スタント」というジャンルではお国柄がすごく繁栄されます。

その違いについて、説明したいと思います。

それぞれの国の法律

日本でも、素晴らしいスタントシーンは日々作られています。

ただ、今と昔では、法律や規制も厳しくなり、昔はできたいた事が、今は出来ないということもたくさんあります。

分かりやすく言うと「西部警察」のようなことはもう日本では出来ないんです。

細かい、法律や規制については、判りかねますが、撮影でも安全第一ってことですね。

しかし、それが、外国だとまだ、可能だったりするわけです。

爆薬や模造拳銃は撮影のためとはいえ、国の行き来は出来ないため、その国の特効(特殊効果)屋を使う訳です。

海外ドラマクルーは日本ロケでは、日本の特効チームを頼むんですね。

日本の撮影隊が海外ロケに行くと、日本より圧倒的に規制や法律が緩いので、いろんなことが出来るわけです。

時には軍隊までも、撮影協力してくれる国まであるから驚きです。

時にはスタントマンも死んだりすることも・・・

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実は、撮影中のスタントマンの死亡事故というのは、そこそこあります。

もちろん日本でもあるんですね。

スタントは、「安全第一」なんですが、韓国やタイなどの映画製作では、日本ほどのセッティングはしていません。

もちろん、そのドラマや映画のクルーによりますが、日本よりセッティングは甘いはずです。

その点、日本は規制が厳しく、死亡事故なんて起こしたら、今ならそのドラマは放送中止になるでしょう。

もし、そんなことが起こったら、当然、責任問題になりますし、スタントチームが悪いのか?監督が悪いのか?プロデューサーが悪いのか?誰かが責任を取らないといけなくなります。

なので、俳優には危ないことはやらせないし、スタントマンを使う時も、迫力のある映像よりも、無事故(安全)をみんなが望むので、どうしてもカメラワークに逃げがちになってしまいます。

アメリカはまだ安全対策はしっかりやってる方だと思いますが、タイのスタントマンなどは「自分の演じたスタントが如何に凄いか?」というところに注目してしまいます。

セッティングもそこそこにすぐやろうとする傾向にあります。

スタントはセッティングが命」なんですが、それよりも「如何に凄いスタントをやるか!」ってところにプレーヤーの意識がいってしまっているんですね。

そこが怖いところなんですが、あるタイのアクション映画のメイキングを観てそう思いました。

また、日本では一般の道路で行う「カーチェイス」なんかもしっかり許可をとって、交通の整理をして撮影を行いますが、韓国のドラマでも交通整理をしないまま、一般の車が走ってる中、撮影したりしています。

こんなことを日本のドラマや映画でやったら大変な騒ぎになるでしょう。

まとめ

映像でのアクション部分に関しては、外国ドラマや映画の方が、迫力があります。

日本は、「問題」を嫌うので、スタントマンを使う時にも、「安全第一」で撮影を行います。

ただ、迫力があるとはいえ、セッティングが甘かったら、命に関わることなので、外国のスタント事故は多いと思います。

危険だと迫力が出るし、安全だと面白みに欠けるとなると、どうしたらいいのでしょう・・・

そこが、監督やカメラマン、アクションチームとの連携だと思います。

映像は生物ですから、素晴らしいアイデア一つで、ピンチをひっくり返すことも出来るんですね。

また、ジャッキー・チェンやシュワルツネッガーも歳をとる人間なんです。

当然、スタントはたくさん使う訳です。

俳優本人と契約しているスタントマンもいるくらいですから、日本のスタントマンとは比べ物にならないぐらいのギャラの契約にもなっていることでしょう。

日本での、スタントマンはダンサーよりも市民権を得ていません。

日本がもっと、エンターテイメントに目を向けてくれればと思う今日このごろです。

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