私は、「日本は世界一安全」だと思っています。
しかし、どんな国にも未熟な悪い人間はいるものです。
安全な日本であっても、凶悪犯罪は無くならないし、今だ、「おやじ狩り」という事件は無くなりません。
先日も、パチンコで負けた高校生が、27歳の男性を襲ったという事件がありましたね。
実は、私も数年前に「おやじ狩り」かと思って、返り討ちにしようとしたことがあります。
それは、ジョギング中でした
私が夕方、いつもの様に、近所の川沿いの土手を走っていたところ10~12人ぐらいの中高生ぐらいが、自転車とミニバイクで道を塞ぎ、たばこを吸いながら地べたに座ってミーティングっぽいことをしていました。
私は「おっ」と思って注意したほうがいいか、このまま無視する方がいいか悩みながら走っていて、「無視して避けて通ろう」と思いました。
舗装されてない、草の生えてる方に迂回していると、そのうちの1人が、「ファイトー!」と私をおちょくる様に言いました。
私は聞こえないふりして、そのままジョギングを続けたのですが、また、その道には戻ってきます。
走りながら、考えました。
私は多少の武道経験もあります、正義感もあります(おやじ特有)このまま黙って、また迂回して通り過ぎると他の住民の方々にも迷惑だと思い、おやじ狩りされるのを返り討ちにしようとパンチやキックのシュミレーションして、同じところに戻ってきました。
私はやる気マンマンでした
同じコースに戻ってきた私は、明らかに彼らに分かるように、走るのを止め、ゆっくり歩いて近づきました。
彼らも私の様子に、当然気づき、こちらを見ています。
私は瞬時に、人数と自転車、ミニバイクの数を数えました。
さっきよりも少し減っていて、8人と自転車4台、ミニバイク1台でした。
私の体は温まっており、額からは汗も出て殺気がみなぎっていたのかもしれません。
ゆっくり歩きながら彼らの中に入り(普通に道の真中を通り)、「ここで集まったらダメだよ。帰りなさい。」と言いながら、「今、後ろに3人、前に5人、手前に自転車」とか頭の中では、状況を認識していました。
「何だテメー!」とかかってきたら、まず、自転車掴んで振り回し、怯んだところをかかって来た順番に投げ飛ばそうと考えていました。
私も40代だし、5~6km走った後だから、短時間に済ませばなんとかなると判断したんですね。
そしたらなんと!
「は~い!」
「チェ~す!」
「帰ろうぜ!」
と言いながら、解散するではありませんか!
私は、このテンションをどこにぶつければいいの?「かかって来て!」と思いながらもホッとしましたね。
しかし、「何も起こらなくて良かった」とも思いました。
まとめ
この私の体験は、珍しい方かもしれません。
もしかしたら、私がボコボコに狩られてることも十分考えられます。
つくづく思ったのは、「危険地帯は避けて通ろう」ということです。
一歩間違えば、事件になりかねませんし、取り返しの付かないことになってしまってはいけません。
40歳もすぎれば、あからさまに体力が落ちたのを実感出来ます。
飲んでばかりで、運動もせず、お腹が出てる同年代もたくさんいます。
しかし、思うのは、「男子たるもの、振りかかる火の粉は振り払わなければいけない」とも思います。
健康のためにも、メタボにならないように適度に運動し、趣味で武道や格闘技をやることも重要だと思います。
仕事も大切ですが、肉体が健康であって、体力的にもそこそこの自信があればなお良いと思います。
そこそこの体力があれば、危険地帯から走って逃げることが出来ますからね。
まずは、「危険」には近づかないことが、重要ですが、いざとなったら「立ち向かう」気力と体力は持ちあわせておきたいものですね。
平和な日本でも、「油断大敵」ですよ!お父さん!
私が知っている合気道の達人が、「何が最も強いと思いますか?」との問にこんな答えを残しています。
「それはね、自分を殺しに来た相手と友達になることだよ。」
まあ、99%無理っぽいですけどね!理想です。
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