先月、消費税が5%から8%に上がりました。
なにかあなたの生活は変わりましたか?
国民全体で「財布の紐が硬くなった」ことは確かなようです。
前回消費税アップが3%から5%に上がったのは’97年4月でしたが、この2%が景気に悪影響を与えたことは否めなせん。
消費税が上がる直前の’97年1~3月期の四半期ベースで、国内の民間支出は約100兆円でしたが、それ以降一度も越えてはいません。
実際、私も余計なものを極力買わないようになりました。
最近では、各自動車メーカーが挙って軽自動車の開発に重きをおいています。
いかに安く、いかに燃費を伸ばすか?
また居住空間は居心地がいいか?
スマートフォンに対応したりと創意工夫をもって消費者にアピール合戦を繰り広げてるさなか、昨年総務省が12月24日の閣議で発表した2014年度税制改正大綱に基づいて、来年の4月以降に購入する新車に対する「軽自動車税の増税」などをまとめた「地方税法改正案」を2月の閣議で正式決定しました。
軽自動車税は、市町村税ですが、登録車は県税で、車検の時の重量税が国庫金となります。
軽自動車はメーカーに決められたサイズ、排気量内で収めなければなりません。
あなたは大丈夫ですか?重要です!
軽自動車税とは?
軽自動車やオートバイ、原動機付き自転車(50cc)などにかかる税金のこと。
毎年、4月1日時点での所有者に課せられて、市町村の収入となります。
その昔、軽自動車が、360cc→550ccになり、今は660ccになって、360ccの車体に660ccのエンジンを載せ替える事NGです。
軽自動車が550ccになった時、当時フィアット500等は軽自動車登録に出来なかった過去があります。
では実際、いつからどうなるか?ですが・・・
2015年4月以降に購入する新車(自家用四輪)で、現行の1・5倍に当たる1万800円に増税となります。
現状保有車は年7200円のままです。
増税した税金を納めるのは、2016年からになります。
農業や中小企業は少し考慮されていて、約1.25倍の増税となります。
自家用貨物車→5000円
営業用乗用車→6900円
営業用貨物車→3800円
それと、バイクの税金も上がります。
50ccは¥1000→¥2000、250ccを超える小型以上は¥4000→¥6000になります。
消費税増税により、ガソリンも1L約¥5高くなりました。
本当に消費に大切な「無駄」を国民全体で省こうとしています。
自動車メーカーもダイハツのミラーイースが33.4km、スズキが新型アルトエコで35kmと燃費競争はとどまるところを知りません。
個人の意見としましては、「車」とは「実用性を兼ね備えた夢の空間」であってほしいと思うのですが、最近の若者の「車離れ」もメーカーに影響しているのだと思います。
最近では「カーシェアリング」も活発化してきて、「レンタカー」も値下げ合戦が激化しています。
個人が車を持つ喜びをどうやって伝えていくか?がディーラーの腕の見せどころになってきます。
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