クラインガルテン(市民農園)が静かなブームになっています。

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クラインガルテンとは、ドイツで盛んに行われている、日本語に訳すると「小さな庭」という意味で、200年の歴史を持っていて「市民農園」とか「滞在型市民農園」とも言われている農地の賃借制度のことです。

日本でクラインガルテン(市民農園)を始めるには

地方自治体(市・区役所や町・村役場)や農業協同組合か農家のどれかに属さないと始めることが出来ません。

クラインガルテンや市民農園をやっているところで契約して借りることになります。

もし、家の近く自転車圏ぐらいで市民農園を借りたい人は、いま住んでいる、住民票のある地域の自治体の市民農園担当課(農政課など)に相談してみましょう。

自治体が貸し出している農園だけというわけでは無く、農協や農家の市民農園のできそうな情報得ることが出来ます。

しかし、たくさんの情報をもっているというわけではないようです。

もしあっても、連絡先が聞ける程度だということを理解しておいて下さい。

その場合は、「始めるのにどれくらいの費用が掛かるのか?」など詳細を問い合わせ、納得ができれば初めて契約となります。

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また、自治体に空きが無かったり、元々運営してなかったりする場合もあります。

都市部の多くの自治体は住民票があることが条件になっているところがほとんどです。

そういう場合は、農協に問い合わせをしたり、自分で農家を探さなければいけません。

自宅近くに見つからなければ、車や電車を使った「日帰りコース」も考えなければいけないでしょう。

または、宿泊施設が完備されていれば泊まりがけなどで行うことになります。

まだまだ日本では、クラインガルテンや市民農園を作ったがどうのように宣伝をしていいのか分からなかったり、借りたい人をつなげるという連携システム整備されてないようです。

クラインガルテンの日本の一般的な傾向としては年会費30~70万円や維持費がかかってくることと、冬季を除いて、一月間に5日ぐらいは滞在しないといけません。

1年単位で最長5~10年借りることができますが、年に数回の共益作業、農村との交流事業への参加が必須になってきます。

住民票を移すのはNGのところが多く、有機栽培もしくは減農薬栽培が求められています。

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IターンやUターンも視野に・・・

今では、田舎暮らしをしたい都会に住む家族も増えてきています。

クラインガルテンのためだけでなく、過疎化や高齢者ばかりの村や街に引っ越して来てもらおうと、各地の地方自治体は様々なお得な制度で「住みつづけてくれる住民」を募集していますね。

IターンやUターンを支援する地方自治体も少なくありません。

年齢に関係なく、若い夫婦やリタイヤしてスローライフを農業などして過ごしたいシニア夫婦には段々追い風が吹いてくるのではないでしょうか。

また、そこまでしなくてもプチ田舎暮らしをしてみたい方にも、クラインガルテンは試してみる価値はあると思います。

クラインガルテン情報局・・・http://garden.tank.jp/

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