私は、これまで好きなことを生業にしてきました。およそ30年。
肉体が全ての世界で頑張ってきましたが、身体が思うように動かなくなってきていることを年を追う毎に実感していました。
そこで会社に入社してサラリーマンになることを考え始めましたが、転職を考えるには遅すぎる年齢であることはとっくに理解していました。
私は民間資格のスポーツケアトレーナーや台湾式足裏マッサージ師の資格しか持っていなかったので、国家資格の取得を真剣に考えた結果「宅建士」を選びました。
行政書士や社会労務士などいろいろ考えましたが、出来るだけ合格率が高く役に立ちそうなものをと思うと宅建士になりました。
そこで、独学するつもりでしたが、テキストを買って勉強し始めるととても独学では時間が掛かると思い安い通信講座を探しました。
始めてみて分かったのですが、問題事態が何を言ってるのかサッパリ分かりませんでしたから。
その結果、「エル・エー」が比較的安く「合格返戻金50%」ということで申し込みました。
「エル・エー宅建士講座」に申し込む
基本は¥69000でしたが、オプションで「レジュメ印刷」を選び金額はプラス¥6000の合計¥75000でした。
他にもDVDがありプラス¥12000です。
この合計金額の半分が、合格すると返ってきますからお得だと思います。
どうして安く出来るのかというと、オリジナルの教材を作らず住宅新報社の「パーフェクト宅建シリーズ」をテキストとして使うからなんですね。
送られてくる教材は、「パーフェクト宅建基本書」「パーフェクト宅建過去問10年間」「丸覚え宅建塾」の3冊です。
講師は「山口朝重」氏です。
性格がにじみ出ている感じのしゃべり方で、好感が持てます。
時々、噛んだり説明しているページを間違えたりしますが、そこはご愛嬌でしょうか。
編集無しの一発本番的な動画なので、沈黙の時間も多少は出てきます。
ゆっくりとしたしゃべり方は、動画が標準スピードと1.3倍速があるのでその為だと思います。
初心者からみた内容はというと、教科書通りの内容でしたが、例題やケーススタディーが少なかった様に感じます。
初心者には分かりやすいとは思いますが、専門用語をそのまま使うところもあって「?」と何度かなりました。
私的には、「例え説明」がもっと欲しかったです。
ド素人にも分かりやすい「例え」がたくさん盛り込まれるともっと理解できたように感じます。
ユーチューブなどで、他のスクールの講師が説明しているのをみると、山口講師は堅苦しい印象です。
しかし、その生真面目な説明こそが好印象を与えるんですが、それ故の難しさも出ていると思います。
あまりにフレンドリー過ぎても嫌われてしまいそうなのが、通信講座の難しいところなのでしょう。
まとめ
私の試験結果はというと、「失敗」に終わりました。
自己採点では「1点」足りなかった様です。
本当に残念ですが、気を取り直して来年も受験しようと思います。
しかし、もう講座は申し込まず独学でいきます。
ベースは作れたと思っていますので、ユーチューブの講座でも役に立つものもたくさんありますし、それでいけそうだからです。
仕事をしながらの勉強は、なかなか色んな物を犠牲にしますが、その大変な努力の先に合格が待っていると思えば頑張れそうです。
早速私が購入した来年の教材はこちら!
また今年は「士業」になってから初めての試験だったからか、過去10年間の問題より難しく感じました。
初めて見る単語も幾つか出てきましたし、個数問題が多かったので確実に理解をしなければ難しいと感じましたね。
宅建士資格は、頑張れば誰でも取得可能な資格だと思います。
今回の私には努力が足りなかっただけで、13歳から83歳まで合格していますからね。
不動産業に従事するだけではなく、もっと広く宅建士資格は必要とされてますので興味がある方はぜひ受験してみてはいかがでしょうか?
受験費用は¥7000で、受験資格はありません。
願書申込み日や試験日程、宅地建物取引士免許の交付までの手続きに関してはここでは割愛させて頂きます。
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