JAEスーツアクター高岩成二とは? 同期の方にどんな人か聞いてみた!

芸能界

今や、「スーツアクター」という言葉はすっかり市民権を得ました。

仮面ライダーシリーズ人気も衰え知らずです。

視聴率は安定していて、映画は毎回大ヒットです。

40代以上でアクション俳優といえば、千葉真一・真田広之・志穂美悦子・倉田保昭・黒崎輝・高木淳也なんて名前も出てくるコアな方も少なく無いと思います。

とにかく、30年ほど前には、「JAC(ジャパンアクションクラブ)」といえば、ジャニーズよりも人気があった時代です←(アクションよりの意見ですね)

「JAC」は47年前、当時アクションの相手がいなくて困っていた千葉真一が「自分と対等にアクションの出来る人材を育成したい」と立ち上げた、日本で初めてできたアクションチームです。

現在JACは「JAE(ジャパンアクションエンタープライズ)」という名称に変更されています。

千葉真一氏は「JAC-NKL」として顧問のような立場ですが、別にアクションクラブを立ち上げています。

どうして、JACとJAEと分かれてしまったかの詳細はわかりません。

「Japan Action Club」という商標は千葉真一氏が所有していたことが分かりますね。

話は反れましたが、「高岩成二という人物について」でしたね。

同期でJACのメンバーとしても5年ほど所属したこともある方に聞いてみました。

高岩成二さんてどんな人?

これからは、同期の方のお話です!

出会い

私は、ジャパンアクションクラブの養成所で高岩君と2年間一緒に鍛え、そして正式メンバーにもなりました。

成二君は同期として出会った時は、高校2年生でした。

なかなかの好青年って印象で、高校生らしい高校生でしたね。

当時私も大学に入ったばかりで、学校に通いながら養成所に通っていました。

練習内容は、声楽・バレエ・ジャズダンス・演技・アクション・アクロバットの6教科でした。

1年間は希望の曜日に通い、2年目からは実力別のA・B・Cのクラスに分けられました。

幸い、私も高岩君もAクラスから落ちる事がないままメンバーに合格しましたね。

そこで、ダンスの成績の良かった私なんかは、ミュージカルの方面に出されて行くことになりました。

ダンスの成績があまり良くないメンバーは、「ジャリ番」といって戦隊物、ヒーロー物に行かされましたね。

私の場合、舞台ばかりやって、ジャリ番(サイバーコップなど)は数えるほどしか行きませんでした。

私は真田広之さんに憧れてJACに入ったので、「お面(スーツアクター)」をかぶりたくなかったんです。

真田広之さんに憧れてJACに入ったのは、高岩君も同じでした。

高岩君はけしてダンスが下手ではありませんでしたが、上手くもないレベルでした。

ただ、体操部だったのかな?アクロバットは上手でしたね。

芝居も上手かった。

芝居が出来て、体操ができていた彼は、現代・時代殺陣共にメキメキ上達していきました。

そんな感じだったので、ジャリ番に持っていかれたんだと思います。

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性格的には?

良い子でしたね。

本当に素直な健康体って感じで、フザケるところは一緒にフザケて、やらないといけないことや得意とするところは磨きました!

本当に練習を楽しんでいるような感じでした^^

彼は、トランポリンを使っての逆宙(前方に走ってバック宙する)が、得意でしたね。

素直だった分、伸びていった感じです、教えられた事をどんどん吸収する感じでした。

授業料も高額だったので、私同様「やるしか無い」って思ってたんではないでしょうか?

誰とでも仲良くなれる、人当たりの良い人物です。

だから、先輩方にも可愛がられたんではないでしょうかね。

今の彼を見て・・・

今やJAEの看板の1人となり、彼を目指してJAEに入りたいという人が多いと聞きます。

私にとっては、たくさんいる同期の1人ですが、活躍してくれているのは本当にうれしいことです!

私や高岩君にとっての「真田広之」に、彼自信がなっているように見えます。

また、数十年経っても、現場で会うと、気さくに話せる苦労を共にした大事な同期です。

いまや、50歳を目前にしても現場の最前線で頑張っている姿をみると、私も身が引き締まる想いです。

怪我はたくさんしているとは思いますが、これからも出来るだけ長く肉体のケアをしっかりして後進の目標となって欲しいと思います。

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まとめ

このお話が聞けた方も、現在アクションコーディネターとして活躍されています。

若い時はミュージカルをずっとされており、大澄賢也さんや大地真央さんなんかと良く踊っていたそうです。

昔は、「スーツアクター」はタブーとされていました。

要するに仮面ライダーは本郷猛(藤岡弘)なんですね。

でも、仮面ライダー1号で、藤岡弘が本当に両方やってて、怪我をしてからスーツアクターでやるようになったんですよね。

でも、長い間着ぐるみを着てアクションをやる俳優は闇の中でした。

ネットが普及し、何でも欲しい情報が手に入る世の中になったから逆にアピールできたと思います。

男の子なら、一度は憧れた「仮面ライダー」、これからも頑張って欲しいと思います。

同期さんもアクションの話ならまだまだあるそうですが、今回はここまでに致します。

高岩成二さんの同期さんこの度は本当に有難うございました。

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