高齢化が進む日本では、これから本当に必要になってくる事柄になってくると私は思っています。
人間ドックは自治体によって、補助金が出たり、無料で対応してくれる項目もあります。
身長・体重・血圧測定・心電図・視力検査・聴力検査・胸部X線・尿酸・総コレステロール・赤血球・白血球・蛋白・尿糖・中性脂肪などで3~5万円程度掛かります。
その他に100種類以上のオプションがあります。
専門家である、名医がこれだけはどうしても受けておきたいという検査についてお伝えします。
胃内視鏡検査(胃カメラ)
理由としては、胃の内部を精密に検査することができて、胃ガンを早期に発見する確率が高いためなんですね。
これは、日本人にとても多い病気であるというこで、粘膜を見ながら精密な検査が出来るという理由からなんですね。
医師が検査の時にする質問は
・胃カメラは専用の洗浄機で洗浄していますか?・・・これは注射針とかとは違い、使い回す為に確認した方が安心して受けられるためです。
・鼻と口ではどちらからカメラを入れますか?・・・カメラが細く小さいため負担が減る、痛みの軽減の為です。
・胃だけではなく食道も見てもらえますか?・・・胃の検査がメインではありますが、言っておくことでどうせ通過する食道もチェックして貰えるから。
・ピロリ菌もみて貰えますか?・・・慣れた医師は判断が出来るし、言う事により細かくチェックして貰えるから。
基本的には患者さんが安心して受けてもらえる事が重要なので、聞きたいことは遠慮しないで聞きましょう。
これらの費用は、¥15000~¥30000程度になります。
「がん」は早期発見で大半が治る時代です!
大腸内視鏡検査
女性のガン死亡率ワースト1の「大腸がん」を調べる検査になります。
大腸がんは年々増加し、20年前の2倍になっていますので、受けた方がいいと言います。
女性の場合は、「女医がいい」と言えば対応してくれるそうです。
まずは下剤を飲んで、腸内をキレイにしてから検査開始になります。
医師が検査の時にする質問は
・ポリープがあった場合はどんな対応をしていただけますか?・・・2cm以下のモノは内視鏡で取れます。大きなモノは入院できる施設で処置してもらいます。要するにアフターケアの確認のためです。
・一番奥まで見てもらえますか?・・・奥までカメラが届かない人や、痛みを訴える方がいるので、希望を伝えるということですね。
・撮影後、写真は貰えますか?・・・基本的に希望があれば貰えます。データで貰うことになるので、プリンターで印刷します。今後の状態の変化の比較の為に保存しておきます。
これらの費用は、¥15000~¥25000程度です。
頸動脈エコー検査
これは身体中の「動脈硬化」が分かる検査になります。
やり方は、首にある頸動脈に超音波を当ててプラーク(脂肪の塊)があるかをチェックし、脳卒中などの要因となる動脈硬化のリスクを調べます。
これは、
・動脈硬化のリスクが分かる
・短い時間で検査が出来る
・超音波監査なので痛みがない
・値段もさほど高価ではない
費用は、¥3000~¥6000です。
頸動脈に脂肪の塊であるプラークが見つかると、他の部分にも出来ている可能性が高いため、医師が進めています。
要するに、全身の血管の状況を推測するには非常に良いサンプルであるというのですね。
医師が検査の時にする質問は
・血液が流れるスピードの早さも測って貰えますか?・・・遅かったら、どこかで詰まってる可能性が出てくる
・血管の縦切りの他に、輪切りでもみて貰えますか?・・・輪切りによってより多くの情報を得ることができる
これらは、装置によって出来るかどうか確認した方がいいようです。
まとめ
年を取ると、健康は一度崩すと元に戻りにくくなってきます。
家族を持ったりすると、自分だけの身体ではなくなります。
専門家でも、胃内視鏡検査、大腸内視鏡検査、頸動脈エコー検査だけは受けときたいということです。
人間ドックは病気が起こりやすい40歳以降を一つの節目として、健康を維持していく方法として、受診することをオススメします。
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