現在日本で、入浴中に亡くなる数は年間１７，０００人を越えているそうです。
最近良く聞く、ヒートショックも含めてです。
高齢者に多くみられ、１０℃以下で入浴時の衣服を着ていない時に起こりやすといいます。
ヒートショックとは、急激な温度の変化により血圧が急激に上がることによる脳梗塞や心筋梗塞の事をいいます。
これは交通事故で死亡している年間の数が５０００人に満たないので３～４倍ということになります。
特に気温が下がっている脱衣所では注意が必要です。
また、お湯の温度も高めにするとリスクが上がりますので、気を付けなければなりません。
湯船での眠気は失神している
湯船に浸かって、眠気に襲われたことはありませんか？
それは、失神寸前に陥っているそうです。
医師が言っているので間違いないです。
熱い湯船に浸かると、血管が広がり血圧が下がってきます。
また、長く入っていると発汗のため脱水してしまうのも大変危険だというのです。
熱い湯船に浸かり血圧が下がると、脳に血液が行きにくくなります。
脳に血液が行かなくなる事により、失神してしまう危険性があるんです。
そのまま、口と鼻が湯船に入ったらと思うと恐ろしくなりますね。
もし、それが眠気なら、寝ている時に顔に水がかかると起きますよね！
しかし、失神しているから目が覚めないんです。
これが非常に危険だと医師も言っています。
まとめ
実は、私自身も湯船に浸かって眠気を感じたことは何度かあります。
しかし、半身浴なので、なかなか顔が湯船には入らないようにしています。
肩まで浸かって眠くなるとそのまま湯船に顔が浸かってしまい非常に危険です。
これにより溺死という事例が最も多いそうです。
脱衣所や湯船で死なないためにも、特に高齢者は注意して下さい。
・湯船の温度はぬるめにしておく
・肩までお湯に浸からない
・脱衣所の温度に気をつける
・高齢者がいる時は声がけをする
・水分を摂っておく
・アルコールを飲んでの入浴は控える
・入浴時間も１０～１５分程度にする
・眠気を感じたらすぐに湯船からでる
以上のような事を、最低限覚えておきましょう！
また、若い男性などは、熱いお湯に１５分以上浸かることは、睾丸にダメージを受けます。
これから、結婚や妊活をしようとしている人は気を付けましょう！
基本的には、４１℃以下で半身浴を心がけましょう。
食後１時間以内の入浴も控えましょう。
消化で胃に血液が必要な時に、血行を良くして全身に血液を巡らせてしまうと、消化不良や胃もたれなどを起こすこともあります。
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