アメリカの科学者が提案している、氷を食べて、身体が氷を溶かす時に使うカロリー消費で痩せる「氷ダイエット」が話題です。
その胃腸病学者のブライアン・ワイナー氏が科学雑誌「Annals of Internal Medicine」で発表しました。
ダイエットの種類は多種多様で、だれでも一度は経験があるのではないでしょうか?
特に芸能人が「~ダイエットに成功した」とニュースにでもなれば、ダイエット中の世の女性のほとんどは試す勢いです。
では、今回の「氷ダイエット」とはどういうものなのでしょうか?
これは、氷を食べると溶けますよね。
溶けた氷の通り道となる、口の中や食道の温度は少し下がりますよね、でもすぐに冷たさは無くなり元に戻ります。
この、身体の冷たくなった場所の温度を元に戻そうとする時に消費するカロリーで痩せるというわけなんです。
なかなか考えましたね!
納得は出来ます。
しかも、1Lの氷を消費すると、約160キロカロリーの消費になると言っています。
これは数kmのランニングに相当すると言ってますが、私がいつも使うジムのランニングマシーンの消費カロリーと照らし合わせると、大体、2kmぐらいではないでしょうか?
時間にして、約10分程度ではないかと思われます。
また、氷だけでは無く、高カロリーなアイスクリームやシャーベットなどを食べても、体温を戻す消費カロリーを差し引くことで、摂取するカロリーを抑えることができるそうです。
確かに、数年前に「アイスクリームダイエット」というのを聞いたことがありますが、成功した人は見たことありません。
ワイナー氏によれば、1日に1Lまでは肉体に支障はないとのこと。
ただし、それ以上食べると、不快な寒気に襲われ、内蔵が冷えることでダメージを負い、臓器の機能に害が及ぶとしています。
また、季節感も重要で、寒い冬などに氷を食べると、低体温症になる危険があります。
体温が上がる真夏や運動後では、身体を冷却しようとする自律神経の働きでダイエット効果は期待できないといいます。
気を付けなければならないのは、氷を噛み砕く時に注意が必要で、歯や歯茎を痛めてしまう可能性があります。
なので、口の中で溶かすか、シャーベット状のものにした方がいいとのことです。
よく考えると、条件も多くピンポイントのダイエットですよね。
ただ、氷を食べるだけという手軽さは魅力的ですね。
でも、私なら、ジョギングに行くような気がします。
いろんなダイエットに失敗してる方は、これからの季節にピッタリな、氷を食べるだけの「熱量ダイエット」にチャレンジしてみてはどうでしょうか。
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