これからの時期、海外に行く日本人も多くなってくることと思います。
私達、日本人が海外旅行で普通に使ってる「スーツケースベルト」って逆に危険という意見があります。
この問題は賛否両論ありますが、個々人の考え方なのでどちらが正解とはいえません。
ベルト反対派は、「スーツケースベルト＝日本人＝お金持ち」と海外では認識されてるから狙われると言います。
私も過去に１０回以上海外旅行はいってますが、空港で盗難にあった経験はありません。
ただし、スーツケースのカギの部分に何かで引っ掻かれた傷がついて、半開きで出てきたことはあります。
これは多分盗難ではなく、アメリカで９．１１事件の後、荷物の中身チェックを全数実施、鍵をしないようにとＴＳＡ（アメリカ国土安全保障省運輸保安庁）が発表したことで、これを実施する空港が増えたことによるものたど思います。
ちなみに私はベルト装着派です。
スーツケースベルトは日本人だけ？
海外旅行のときに、空港でハードケースが多いのはやはり日本人です。
外国人はソフトケースが多いですよね。
かと言って、外国の旅行者の中にもハードケースを使用してる人はいます。
でも、ベルトをしてる人はほとんどいません。
日本人のハードケースではベルトをしてる率は高いです。
どうして、ベルトをするのかというと、
・他人のものと区別が出来るように目立たせるため
・安全上のセキュリティ
ですね。
こちらの事件はまだ記憶に新しいのではないでしょうか？
昨年、イタリアのアリタリア航空で職員が、空港で組織的な荷物盗難を行っていたというニュースがありました。
ＣＮＮは「アリタリア航空の係員ら８６人逮捕、乗客の荷物盗む」と報じ、ローマ・フィウミチーノ空港で４９人が逮捕、ミラノ・リナーテ、ナポリといった主要空港で３７人が逮捕された事件です。
これは、イタリアの空港だけで起こっている事案ではなく、世界中で起こっています。
このことは認識しておいた方がいいでしょう。
到着した先の空港だけではなく、乗り換えの時の荷物を積み直すときにも起こっています。
たまたまなのでしょうが、動画で空けられてるスーツケースにはどれもベルトはされていませんでした。
では、した方がいいの？しなくてもいいの？
先ほどの「公式（スーツケースベルト＝日本人＝お金持ち）」のような考え方もありますが、私個人的にはベルトは付けた方が良いと思います。
何故かと言うと、
・他人と区別できるので見つけやすい
・もし、空港で盗難のターゲットになっても「開けにくい、開けるのに時間がかかりそう」と思わすことができる
・もし、スーツケースの開閉部が壊されたら、応急処置としてベルトがカギの代わりになってくれる
などの考えからです。
まとめ
スーツケースは基本的に丈夫なものを選びましょう。
貴重品や電子機器はスーツケースに入れず絶対、手荷物で機内に持ち込みましょう。
それは国内旅行でも同じです。（荷物を預ける時に、貴著品は入ってませんか？って毎回聞かれますよね？）
国内でも乱暴に扱われます。
スーツケースに中の入れ物にも、カギの掛かるものを使いましょう。
そうすれば、益々時間が掛かるので、諦めさせやすいです。
もし、空港内にラッピングサービスがあれば利用する。
たまに、ラップみたいなものでグルグル巻のスーツケースが出てきますよね？
日本円にして１０００～１５００円ほどです。
あれは保証もついたサービスですので、どうしても安全にという方は、それが一番安全かもしれません。
外国人の利用者は結構います。
あと、「ＴＳＡロック」ってたまに聞かれるかもしれませんが、出来る限りのセキュリティはするに越したことはないとおもいます。
ＴＳＡロックはアメリカ運輸保安局 ＴＳＡ（Transportation Security Administration）によって認可・容認されたロックです。
セキュリティチェックが最も厳しいアメリカであっても、カギをかけたまま航空会社に預けることができるロックですね。
また、荷物を受け取ったあとでも、破損などがないかチェックしましょう。
もしあった場合は空港職員に届けましょう。
航空会社かクレジットカード会社の保険で保証してくれるはずです。
その時には、荷物に付けられている、タグが必要になりますので、ホテルに着くまでは剥がさないようにしましょう
とにかく、海外旅行は特に「１００％の安全は無い」という認識は必要なようです。
コメント