スマホの盗難が多いのは、海外なのですが、日本でも当然起こっています。
日本の場合は、置き引きなどによる被害が多いといいます。
海外では、電車の発車時などに、直接スマホを操作している人に手から奪うような犯罪が急増しています。
海外旅行に行くと、「地図サービス」や「計算機」、「検索」を頻繁に使うので、日本人は一層気をつけなければいけないと思います。
どうしてスマホの盗難が多くなったのか?
それは、従来のガラケーだと、日本国内でしか使えないような仕様になっています。
スマホは世界基準で同じメーカーのモノなので、世界中で使えることが理由としてあります。
また、中古市場も右肩上がりで、1~2年前のモノでも充分ニーズが有ることも挙げられます。
盗難対策は?
アイフォンとアンドロイドでは、「位置情報を確認」することが出来ます。
アイフォンでは「iPhoneを探す」、アンドロイドでは「Androidデバイスマネージャー」という機能があります。
このサービスを使うには、スマートフォンに登録した、IDとパスワードが必要です。
もちろん、スマホの電源はオンでなければいけません。
あと、端末機の音を鳴らしたり、内部データを消去したり、操作をロックするといったことも可能です。
しかし、残念なことに、それらの操作が出来て個人情報は守られるかもしれませんが、スマホは返ってこないでしょう。
パスワードでロックしても、初期化はできるので、出荷時のようにして売られるのです。
そこで!
現在のベストな方法としては、出荷前の製品ではないということを、業者やユーザーに分からせることが出来る機能があります。
リモート・アクティベーションロック機能なのですが、スマホや端末機は、購入時に「アクティベーション」を施行します。
アクティベーションというのは、提供元(アップルやグーグル)に接続して、その端末機を「利用可能」な状態にすることをいいます。
全ての端末には、個体識別情報が埋め込まれていて、利用可能時には、この情報をサーバーと照合します。
この作業により「紛失されたモノか」「新品か」を確認することが出来ます。
正当に販売されたものだけを「アクティベーション(利用可能)」できるようにするのが、「リモート・アクティベーションロック」の目的です。
工場出荷状態にして売られることを防ぐということ、要するに、「売りにくくする」ことが目的なんですね。
アメリカのサンフランシスコの警察の発表では、この機能の施行半年で38%盗難は減ったといいます。
まとめ
実は残念なことに、現在この「リモート・アクティベーションロック機能」は、アンドロイド端末にはありません。
現在はアイフォンだけの機能になっています。
しかし、年内には、グーグルも新たな、対策となる「盗難予防機能」を発表するでしょう。
新しい、携帯やスマホを購入するときは、誰でもうれしいですよね。
新機種が手に入ったワクワクも盗難にあったら一変してしまいますから、スタッフから「盗難対策」の機能の説明は分かるまでしてもらうようにしましょうね!
それから、銀行や個人情報を全てをスマホに入れるのも、私は得策だとは思いません。
便利と最悪は紙一重です。
盗難には充分注意しましょう!
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