梅雨の時期はジメジメして常に湿気に覆われて、不快指数も上がります。
外を歩いてもすぐに汗が首筋まで伝わって来ます。
耳の後ろを流れる汗ってたまりませんよね!
こんな季節は足元にも注意せねばなりません。
そう、「水虫」です。
日本人にとっては国民病といっても過言ではない「水虫」は、国民5人に1人とも4人に1人とも言われています。
あなたも一度はなったことがあるのではないでしょうか?
そんな、水虫のNGなこと、また効果的な予防策、治療の裏ワザを教えます!
水虫とは?
水虫とは、「白癬菌(はくせんきん)」というカビ(真菌)が皮膚の角質層に感染することをいいます。
激しい痛みや痒みを発症し、皮膚がベロベロになって剥がれたり、水疱などができることもあります。
白癬菌はカビの一種なので、高温多湿を好みます。
1日に、200CC前後も汗をかくと言われるほど、身体の他の部分よりも足の汗腺は多いので、長時間革靴を履いていると「水虫の温床」となりやすいのです。
感染経路としては、直接触れて伝染るよりも、間接的な接触感染が多く、一緒に住んでいる人がいる場合には気をつけなければいけません。
マットやスリッパなどは要注意ですね。
白癬菌が付着して、24時間で定着すると言われてますので、それまでに洗うなどして清潔にすれば、予防出来ます。
NGな靴って?
これは、お分かりのように、高温多湿になりやすい「革靴」や「ゴム製の靴」ですね。
湿気の逃げるところがない革靴では、汗もかくので、白癬菌には好都合です。
また、女性のブーツなどは、さらに通気性がシャットダウンされますので、最も水虫にかかりやすい「履物」といえるでしょう。
スポーツシューズでも革で出来ているモノは要注意です。
じゃあサンダルは完璧・・・だと思うかもしれませんが、足の構造で、指同士が密着していると、その部分はかかりやすいと言えます。
水虫になったらどうすればいい?
ひどい場合はすぐに、皮膚科にいきましょう。
市販の薬でも、効果的なものがありますので、薬剤師に相談してみましょう。
薬以外で効果的な裏技が、いくつかご紹介します。
・「酢」の足湯に浸かる(酢を温めて10分程度、ニオイがでますが洗えば気になりません)
・生のすりおろしニンニクを患部に塗る(10分程度)
・緑茶や烏龍茶の足湯に浸かる(我慢できる程度熱めで)
・熱い砂浜を歩く(サラサラの熱い砂で、菌が死滅します)
私は、熱い砂浜を4~5分歩いたら治りました。
ただ、夏の砂浜を歩くときは自分も熱いので、火傷に気をつけましょう!
予防しよう!
やはり、かからないのが一番です。
極力感染しそうな場所は避けましょう。
予防策には、
・足を清潔に保つ(湿気にも注意)
・爪は小まめに切る
・角質も溜めないように削る、またはピーリング
・通気性のある靴を履く
・他人とスリッパなどの共有は避ける
・同じ靴ばかり履かない
・五本指ソックスは効果的
などがあります。
要するに、乾燥した清潔な状態を保てると一番良いということですね。
かといって、いつも全てを実行出来るわけではないと思います。
お風呂やシャワーの時には、「しっかり白癬菌を洗い流す」という気持ちで洗いましょう。
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