たまにお腹が痛くなるので、怖くなって「虫垂炎(盲腸)」をよく疑ってしまいます。
特に、右下っ腹が痛くなるとまず疑いますね。
虫垂炎(盲腸)は気づかず手遅れになると、死亡するケースもあるようなので、注意点を覚えておきたいですね。
その初期症状と治療法について調べてみました。
症状は?
虫垂とは、小腸から大腸に移行する部分で、総称で盲腸と呼ばれています。
臓器としての役割はほとんどしていないようですので、取っても全く問題はありません。
症状は人によって様々なようですが、風邪の初期症状に似ている場合があるようです。
まずは腹痛で、水月(みぞおち)辺りから右下腹部に痛みが移動していきます。
座って居られないほどの強烈に痛い場合もあり、予兆のない急性虫垂炎も虫垂炎なんで、虫垂炎で統一しますね。
下痢や嘔吐などの症状がでて、発熱してきます。
その後、ガスが溜まったような感じになり、おならも排便も出来なくなります。
これが、慢性の場合は診断が難しいようです。
しかし、痛みが治まらない場合は絶対に病院に行きましょう!
虫垂が細菌やウイルスに侵され、何らかが原因で虫垂に膿が溜まってしまうケースがほとんどだそうです。
進行すると
もし、我慢してほっておいたりして、虫垂が破れ、体内で膿が広がり腹膜炎などを引き起こし最悪、死亡する場合があるといいます。
発見さえ早ければ、治りやすい病気ですので、「この痛みはおかしいな?」と感じたら早めに病院に行くようにしましょう。
診断と治療法
検査方法はいくつかあり、触診から始まって、
・血液監査
・尿検査
・X線検査
・エコー検査
・CT
CT検査で、虫垂に糞石は溜まっていることが分かります。
治療法は主に、手術ですね。
腹腔鏡で行われることがほとんどのようです。
まとめ
普段から規則正しい生活習慣を身につけるということは、病気にかかりにくい身体にしてくれます。
日常の不摂生は間違いなく、肉体に負担がかかっていることを覚えておきましょうね。
虫垂炎は早期発見すれば、治療が難しくない病気です。
植物の種やガムなどを飲み込む人はかかりやすいって言うのを聞いた事があります。
手術しても、入院は一週間前後になると思いますが、すぐに完治というわけではありません、通院しながら徐々に治していきます。
虫垂炎に限らず、痛みが続いたり、おかしい場合は病院に行くようにしましょう。
コメント