国勢調査の結果によりますと、35歳を過ぎて結婚できる男性は全体のわずか3%、女性は2%というかなりシビアな調査結果がでています。
要するに、かなりの努力をしていきませんとアラフォーの婚活は実らないということを前提にしてすべてのことを考えていく必要があるのです。
ただ、男女共に未婚者は3割近くいるわけですから、相手をうまく探すことができれば、統計上結婚をすることは間違いなくできる状況だと思います。
こうしてみてみると男性も厳しい状況にありますが、女性はさらに厳しい状況におかれていることがわかります。
結婚相談所がまとめているレポートによりますと40歳近い年齢で結婚できない、あるいはしていない女性には多くの共通点があるといわれています。
それはまず東京都内で働いている女性であること、元彼と友人関係をつづけている、美人であり、20代にかなりちやほやされた経験があること、ネガティブな口癖があり、すべて否定的に見がちであること、結婚相手に妥協しないこと、自分からデートなどのイベントに誘わないことなどが、主な共通点としてあげられています。
つまり結婚のチャンスを失う人には、言動、立ち振る舞いに極めて似たような傾向があるということが分っているのです。
無意識の言動を他人は見ているものですよね。
男性の場合には背が低いとか髪が薄いといったような見かけ上の問題も絡むことが多く、悩みは尽きません。
このようにアラフォーの婚活を考える場合には、これまでの自らの価値観や考え方を大きく変えて、許容用の大きな相手探しを行うことが求めらているということができます。
正直、それができたら「お一人様」にはなっていないでしょうね。
しかし、最近では自分らしいライフスタイル、自分らしい生き方を求めて1人で過ごしてる人が増えています。
これは結婚することを諦めた人たちではありません。
自分の好きなことをやって生きていくのは楽しいと思います。
誰にも気を使うことがないなんて正直「楽ちん」ですしね!
それを一つの生き方として捉えていかなければいけない社会もあると思うのです。
そんな「お一人様」ブーム到来といった感じになりつつある現代です。
お一人様サービス
最近「ひとりカラオケ専門店」が増えてきています。
どうして、1人で歌うのが良いのでしょうか?
利用者は「好きな曲を周りを気にせず気兼ねなしに歌える」といいます。(30分¥450)
利用客の多くは仕事帰りのサラリーマンやOLだと言います。
おひとり様向け洗濯代行サービスなども需要が増えてきています。(eクリック)
普通のクリーニング店には出しにくい、靴下や下着なども丁寧に畳んでくれてると好評です。
コンパクト家電も大人気・・・今までは一人暮らしには不便だった家電製品郡が、今では各メーカー「おひとり様」用家電の開発にも力を入れるようになってきました。
・ミキサー
・トースター(ソロブレンダーサンテ)
・電子ジャー・コーヒーメーカー
・ホットプレート
・スマイルベイカー(グリル鍋)
・味噌汁メーカー(椀ショット)マルコメ
・ミニこたつ
・スープの元(プチッと鍋)エバラ
・ソロオーブン
・カプセルカッター
・新製品「ヘルシーコトコト」
など各家電メーカーが挙って開発しています。
家電メーカーで特に力を入れているのが、ウィナーズ「レコルト」というブランド。
自分の人生をコーディネート
そこそこ年齢を重ね、「仕事に重きを置き」、恋愛も普通にしてきたが、恋愛イコール「結婚」という思いはあまりなかった結婚をしない男女が増えています。
50歳で結婚をしていない人の割合・生涯未婚率は1990年ごろから急激に上昇し、現在では男性23.6%、女性14.0%(2014年テレビ局調べ)と25年前の男性4倍以上、女性3倍以上で今後も上昇すると予想されています。
こうした人を最近では「おひとり様」と呼ぶようになりました。
また、お一人様向けのシェアハウスも増えています。
東急電鉄→シェアハウス・元社員寮だったところをリノベーション、家賃¥65000から、食をテーマにキッチンをプロ並みのもので。
こんな質問に答えています
逆に1人で行くには行きづらい場所は?(30代~40代独身男女500人・テレビ調べ)
1位・・・飲食店(焼き肉、居酒屋、フレンチなど)周りの視線が気になる、カウンターの席が少ない
2位・・・カラオケ、最近では1人カラオケも増えてきましたが、まだまだ1人で行くには恥ずかしい
3位・・・ボウリング
4位・・・アミューズメント施設
5位・・・旅行・ツアー、ツアーには一人用のプランがほとんど無く割高になる、1人で温泉旅館に泊まるのは恥ずかしい
これも、「お一人様」産業で徐々に参加しやすく改善されていくのでしょう!
そこから出会いに発展する事を望んでいる人もいるのでしょう。
少子高齢化社会がこれから益々加速してくと思われます。
国家を上げて、この対策に真剣に取り組まねば取り返しのつかないことになります。
一つ朗報は、2017年の成人式では昨年よりも2万人ほど成人になる数が増えていたということです。
コメント