これから「暑気払い」シーズンですね。
ビールを飲む機会も多くなってくると思います。
現代の若者は、暑気払いなんて言葉ははとんど使わないのではないでしょうか?
では暑気払いってなんでしょうか?
暑い夏に、暑さを打ち払うために、冷たい食べ物や冷たい飲み物を摂って、体に溜まった熱気を取り除こうとする風習です。
昔は、身体を冷やす野菜や果物を食べていたそうです。
また、漢方の薬も使われていたとか。
しかし、現代ではほとんどが、屋外のビールを飲んだりするビアガーデンなどに行くことが定番となっています。
暑気払いの時期は?
梅雨から8月のはじめ、お盆あたりにかけてとなっています。
しかし、猛暑がつづく近年では、10月になっても30℃を超える日があったりと、9月はまだまだ秋の気配すら感じられなくなっています。
「暑気を払う」飲んだり食べたりして、身体の熱気を払うことを意図するならば、一月ぐらいは暑気払いの時期が伸びてもおかしくない気候になっています。
ビールを飲む他は?
現代の暑気払いはほとんどがビールを飲んだり酎ハイやハイボールとお酒を飲むと解釈してもおかしくありませんが、熱中症などには意味無いです。
現代人は半分はストレス発散も加わっているようです。
熱中症予防にビール・・・なんて聞いたことありませんよね。
熱中症についての記事はこちら
http://hopstepjump.net/jyohokan/252.html
でも、体に溜まった熱を食べ物で和らげることは、効果的かもしれません。
体を冷やす野菜や果物は、地上に育つことがおおいですし、かたや地下で育つ根菜類には、体を温めるモノがおおいです。
また、暑い季節や温かい気候の地域で育つ野菜や果物は、体を冷やす性質がありますし、寒い季節や寒い地域で育つ物は、体を温める性質があります。
要するにこの暑い時期に出来るモノは身体を冷やす性質のものが多いんんですね。
身体を冷やす食材としては、トマト、キュウリ、ナス、レタス、セロリ、梨、柿、バナナ、スイカ、メロン、パイナップル、グレープフルーツ、マンゴー、パパイヤ、キーウイなどがあります。
また、缶詰や100%のジュースでも効果はあります。
もちろん、アイスクリームやかき氷もいいですね。
ビールや酎ハイを飲む以外にも暑気払いは出来ますし、今では8月を過ぎたらダメかというと、そんなことはありません。
一時期は若者の、「ビール離れ」で消費量が落ち込んだ時期もありましたが、最近は暑さの性か年々増えてきています。
それは、発泡酒と言われる第二のビールや第三のビールが各メーカーによって開発されたことも大きく貢献しています。
これからはビールの季節です。
しかし、身体を労りながら飲むことも重要ですので、飲み過ぎには充分注意しましょうね!
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