「佐世保バーガー」って知ってますか?
もし、食べたことが無くても、聞いたことぐらいはありますよね?
私は実際、佐世保で食べてきました。
この人気の「佐世保バーガー」ですが、わざわざ食べにくるアメリカ人観光客も少なく無いといいます。
その佐世保バーガーの人気について調べてみました。
佐世保バーガーの歴史
第二次世界大戦後、程なくして米軍基地に勤務していたアメリカ人から、佐世保の住民にレシピが伝わったとされています。
このことにより、日本初の「ハンバーガー」が誕生しました。
当時は長崎の米軍基地近くに、外国人街があり、そこに100店以上ものハンバーガーショップがあったそうですが、その頃から今だ営業を継続している店もいくつかあります。
アメリカ人から伝わった同じレシピでも、それぞれの店独特の進化をとげ、その味を守ったり、更に進化を続けている店もあるそうです。
有名になったのは、あるハンバーガーショップが、地元の佐世保をハンバーガーの名前につけたことがキッカケで行列ができて、雑誌に取り上げられたことで、いろんなメディアから取材が殺到したようです。
それまでも、海上自衛隊などの市民との交流会などでも出店し、「懐かしい」と評判になったりしていたようです。
普通のハンバーガーとどこが違うの?
私が、現地で食べた感じでは、材料的にはマックやモスと大きな違いはないにせよ、バンズの質からして違ってました。
「佐世保バーガー」とは、佐世保以外の人が使う「呼び名」です。
「広島のお好み焼き」を「広島風」と言っているようなモノで、広島の人は「広島風」とは言わないのと同じですね。
材料的には、普通のものと変わりませんが、材料の質や調理法が違う様に感じました。
ハッキリ言って「食事」と言えますね。
そう、ガッツリ食べるといった感じです。
ハンバーガーのチェーン店とは、「パンチ」が違います!
まとめ
佐世保では昔から、普通の食事でもあったハンバーガーがあるキッカケで全国的に有名になりました。
昔ながらの材料や製法を守ってる、店も多いことから、アメリカ人が懐かしがってわざわざ食べにいくそうです。
旧軍港だった、横須賀市、佐世保市、呉市、舞鶴市では「佐世保バーガー」の様に昔のアメリカ文化がいくつも伝わっていることと思います。
その、戦後日本に伝わったアメリカの食文化の一つが「佐世保バーガー」なんですね。
今の時代、東京や大阪など、主要都市であれば、日本全国の名物は食べることができるほど、各地の名物は広がりを見せています。
しかし、やっぱり現地で食べると何かが違うんですね。
それは誰でも少なからず感じたことがあるのではないでしょうか?
東京で、時折開かれる、「日本各地の名物を集めた食物フェア」には入りきれないお客さんでいっぱいになってることがよくあります。
それほど、人は生きるためにも必要な「食」に関して、貪欲なのだと感じました。
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