島田紳助の企画で吉本興行が手がけ、2001年から10年続いた「M-1グランプリ」の復活が発表されました。
2015年を視野に入れているそうですが、世間のあいだでは「島田紳助が復帰するか?」ということに注目が集まってるようです。
紳助引退
2011年に「裏の交際」が発覚して、自ら芸能界を引退した紳助ですが、ああも簡単にレギュラー番組を放り出せるものだと驚きましたね。
当時は、御存知の通り、凄い人気で、テレビで見ない日はありませんでした。
紳助に見出された芸人はたくさんいますね。
紳助のお陰で、仕事が増えた芸人やタレントはたくさんいます。
育てようとしてた、芸人や企画途中の番組の行方が気になっていましたが、ほとんどが「あっ」と言う間になくなってしまいました。
紳助で持ってた番組は仕方がないですよね。
「行列のできる法律相談所」は珍しく、他の出演者のキャラクターが立ってたので、司会を誰かに決めること無く、代わりながらも変わらぬ視聴率を保っています。
私は、芸能界の「黒い噂」は誰にでもあると思います。
それが、だんだんコンプライアンス的に、何かと厳しくなって、芸能界から、暴力団を排除するというクリーンなイメージ作りをしてきたことにより焦った芸能人はたくさんいたのではないでしょうか?
大体、戦後の芸能界は「ヤクザ」といわれる人間が作り始めたといっても過言ではないと思います。
「興行」は元々、ヤクザ的には「シノギ」の一部でありました。
あの「美空ひばり」を芸能界に入れたのも、山口組三代目の「田岡一雄」といわれていますよね。
ヤクザがいたから、今の芸能界が成り立っているのかもしれませんね。
ビビる芸人たち
もし、紳助が復帰することになると、どうやら東京の芸人たちはビビってるようです。
吉本のお膝元はやはり関西なので、関西で成功するには、紳助やさんまとは仲良くしておかなければいけなかった時代もあったと思います。
ましてや、紳助に睨まれようものなら、干されたり、いじめにあってた芸人もいたはず。
とくに、東京の芸人は吉本が多いとはいえ他の事務所でも売れっ子はたくさんいますから、わざわざ関西芸人に気に入られなくても仕事はできる訳です。
しかし、芸能人とはいえ、人間ですから、人の好き嫌いはあります。
それが仕事と直結してしまうから面倒なんですね。
同じ事務所の先輩にあこがれて入った事務所やお笑い芸人にとって、尊敬してない先輩芸人に媚びを売るのは、嫌だったのでしょう。
なので、「紳助復帰」を恐れている芸人はたくさんいるんでしょうね。
まとめ
「M-1グランプリ」が復活ということで、紳助の復帰が注目を集めています。
喜ぶ、芸人やビビる芸人それぞれいるほど、紳助の芸能界での「力」は大きかったことが分かります。
実は、というか私は紳助、好きなんですね。
頭がいいので、トークや人いじりが勉強になっていました。
また、実業家としても、いろんなことを展開していて、私はいつも「これ以上稼いでどうするの?」って思っていました。
自分から芸能界を引退した紳助ですが、他の芸能人にもまだまだ「黒い影」はたくさんあると思います。
これからも、どんどんコンプライアンスも厳しくなってきますので、「若気の至り」とはいえ、犯罪を犯した人間は芸能界に入れなくなったり、ということもあるかもしれません。
私が思うに、クリアーな真面目な人ばかりの芸能人ばかりの芸能界は、「面白み」に欠けます。
「芸能」という、「芸を売る」仕事は、やっぱり変わった人間が面白いと思うんですね!
暴力団と知りながら、近づいたりつながったりするのはダメだと思いますが、昔からの友達が「ヤクザ」になったからと言って、交友を断てますか?とこも考えて欲しいと思います。
世間に顔をだし、人気商売をするには「クリーン」なイメージは大切です。
ただ、面白い人は「常識を破る」人だということも忘れてはいけませんね。
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