太陽光発電・蓄電池のピンポン営業、訪問販売業者の実態2016(1)

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昔から仲良くしている知人が、ある有名転職サイトから太陽光発電の会社に使用期間二ヶ月で入社することになりました。

それまで知人(A)は定職にもつかなかったフリーターでした。

もうアラフィフなのでキチンとした会社に就職したいとのことから行動を起した様です。

Aが入社した会社は、太陽光発電と蓄電池やエコキュート・電磁調理器などを個人に販売する、いわゆる「訪問販売営業」の会社でした。

これも経験、出来るなら長く働きたい」と思っていたようです。

はじめの三日間は社長研修で座学でした。

三日目の終わり頃に「基本セールストーク」という営業トークが書かれた紙を「出来るだけ早く覚えてくださいね」と渡されました。

後でわかったことですが、その会社は販売店でもキチンとした会社で、メーカーからも数年間にわたり表彰されていました。

そこは「営業地獄」の様なチョーブラック企業でなくて良かったと言っていました。

社長が営業畑の出身で、一番大変な営業を全員に体験させるという真面目な会社だったようです。

全員とは、事務・管理で入っても施工で入社しても一度はピンポン営業をするということですね。

「これは社長がしっかりしてるんだな」と感じましたね。

人生初の外回り・・・営業実践

その会社は月曜と火曜が休みで水曜から一週間は始まります。

初めてインターフォンを押したのは四日目でした。

しかも、研修をしっかりやってくれて先輩がお客さん役で、時には同期同士で何度もロールプレイングゲームのようにシュミレーションを練習します。

どこかのブラック不動産会社のように、「これ覚えて、行って来い!」と投げっぱなしの研修ではなかった事が良かったと言ってましたが、当たり前のことが行われていないのが営業会社なんだと思いました。

とあるCMなんかで有名な不動産会社の営業なんて、携帯持たされてGPSでどこにいるのか1時間おきにチェックされると聞きます。

そこに比べれば、かなりまともですね。

それから先輩社員と二人組みになって周るんですが、はじめは「後ろで見てるだけでいいですから、お辞儀だけしっかりやって下さい。」といわれて先輩の実践を目で見て体験したようです。

その頃になると、基本トークもかなりやったので、喋りたくて仕方がなかったそうです。

で、「そろそろ行ってみますか!」ってなって先輩が後ろでいてくれて会話に詰まったら後ろを振り向けば先輩がフォローしてくれるというしっかりした営業指導方法が確立されていた様です。

隅から隅まで覚えているつもりでも、いざインターフォン押すと頭の中が真っ白になったと言っていました。

これは私にも理解できます。

ただ一番重要なのは、エリア選定とのこと。

極力関東でも田舎っぽいところ、人が温かそうなところでの良い人探しだそうです。

太陽光発電・蓄電池のピンポン営業、訪問販売業者の実態2016(2)へつづく

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