先日放送の『マツコと有吉の怒り新党』(テレビ朝日系)で話題の「脳内○○」が巷で密かなブームみたいです。
これは視聴者からの投稿メールで発覚しました。
私もOAを観ていましたが、最近の若者の特徴の一部分が垣間見えたような気がします。
この「脳内○○」は毒舌タレントや芸人を自分の頭の中に置くというものです。
「脳内○○」の実態とは?
これは、自分が負けそうな時、苦しい時、辛い時、痛い時など、苦境に立たされた時に、「もしあの毒舌タレントや芸人が友達だったら、こんな風に叱咤激励をしてくれるだろうな!」と言う事を自分の頭の中で、勝手に想像して会話することなんですね。
いま、ツイッター上でもかなり話題になっているようです。
要するに、想像でこんな風に叱られたいみたいな事を自分で妄想するんです。
例えば
「脳内有吉」に「うるせえ!バカ!」「文句言うんだったら、やめろ!」「ごちゃごちゃ言ってねーで早くやれよ!」と言ってもらうんですね。
「脳内マツコ」では、「はっきりしなさいよ!」「やれば出来るんだから頑張んなさい!」「そうよねえ~気持ち分かる」「あなた良く頑張ったわ!」など言って欲しいってことですね。
また、「脳内修造」では思いっきりポジティブで熱い言葉を、言ってもらいたい若者が多いということが分かりました。
まとめ
この「脳内シリーズ(○○)」とも言うべき、「妄想」ですが、基本的に前向きな人が使ってるようです。
ツイッター上では、「どうせ自分の頭の中のことだろ」と冷ややかな意見も少なく無いのですが、これから「私もやってみよう!」という人は増えるでしょうね。
これを観て現代人は「叱られ不足」の様に感じました。
学校でも家庭でも、昔のように叩かれたりする機会が極端に減り、ネット社会で友達の本音がわからなくなってきて、本気で叱ってくれたり、褒めてくれたり、励ましてくれたりする人を欲しがっているようです。
私達の子供の頃は、喧嘩して仲直りってありましたが、最近ではケンカもしないんでしょうね。
あの有名な脳科学者も「人のコミュニケーションは武道が1番!その理由は実際に身体がコンタクトするから。」と言っています。
しかし、ネット上での論争やケナし合いはたくさんあるんでしょうね。
要するに、自分で自分を同じキャラで励ますより、「毒舌」キャラの有名人だったらこんなふうに言ってくれるんだろうと言う事を少しキツメに設定して自分を叱咤激励しようということですね。
これで、頑張れるんなら、タダだし良いですよね。
そんなことやってるって誰にも分かりませんからね、迷惑は掛かりません。
しかし、本来は誰かにキツメの事を言われたがってるんですね。
スマホやネットに接する時間ばかり増えて実際の人との触れ合いをしっかりやっていれば、「脳内○○」を使わなくても、自分が励ましてくれると思います。
でも、やってみる価値はあるんではないでしょうか。
出来る人は、集中力がありますから、結局は達成してしまうのでしょうね。
あなたも試してみては如何でしょうか。
コメント