お風呂の残り湯は朝までに細菌が１００万倍になってる事を知ってますか？

最近の洗濯機のほんとんどにはお風呂の残り湯を再利用して洗濯に使う機能が付いてますよね。

洗濯機が部屋の中にあれば、水道代節約のために残り湯を洗濯に使うのは常識になっています。

多少、潔癖症のある方は再利用はしてないかもしれません。

しかし、その節約は本当に節約になっていますか？

お風呂の残り湯の中身について考えたことはありますか？

心配になって調べてみました。

細菌だらけ

日本人はお風呂が好きですし、当然毎日入っている方がほとんどだと思います。

その残り湯ですが、当然細菌はいる訳です。

代表的なレジオネラ菌や大腸菌といった、人体には良くない菌もたくさんいますし、お湯の温度が４０℃前後は適温で繁殖し放題なんです！

どれだけの時間にどれだけ繁殖するかというと、朝までに１００万倍に増えているというのは専門家の意見です。

３８～３６℃が最も繁殖に適していて、たとえ追い焚きしても死なないそうです。

ではどれぐらいの温度で死滅するかというと、８５℃まで上げないと死にません。

当然追い焚きで熱めの温度に設定したとしても、増え続けている細菌のなかに入っているようなものなのです。

それでは、それだけの細菌詰まったお風呂に入って、私達の身体に問題は無いのか？が気になるところですよね？

基本的には大丈夫だそうです。

人体にも免役細胞がいて、ちょっとやそっとの細菌からの攻撃は守ってくれているんですね。

しかし、気を付けて欲しいのは、アトピー性皮膚炎などの皮膚の疾患の持病などを持っている方は出来るだけキレイなお湯を使って欲しいと思います。

お湯とはいえ、毛穴から細菌と一緒に浸透してきます。

お風呂を洗うのも、最後の人が上る時にすぐに掃除をした方が清潔でいられるんですね。

お湯（水）には溶解点というのがあることを学生時代に勉強したと思います。

水に塩を入れて混ぜても、限界点がありそれ以上は溶けないのは知っていると思います。

これは残り湯も同じで、細菌や皮脂や汚れが当然溜まってきますし、菌が翌朝１００万倍にもなればそこそこ汚いです。

その残り湯を洗濯に使うのは、どうでしょう？

実際はさほど問題では無いようですが、すすぎで使うと衣服にニオイが付着してしまいますから気を付けましょう。

アトピー性皮膚炎の方は、止めておいた方が無難です。

また、風呂の洗浄剤などもありますが、次の日に入ることを思うとそれ自体が皮膚には影響があるかもしれませんので、新しいお湯の方が私は良いと思います。

消毒には変わりはありませんからね。

もしかしたら風呂水清浄剤などを使って洗濯するとイイのか？って考えましたが、服のダメージが心配ですので、こちらもオススメしません。

規則正しい生活をして、免疫力を上げておくことが自分を守る唯一の方法です。

残り湯の細菌が朝までに１００万倍になるということで、もし人体になにか影響がでたらそれは自分の身体の抵抗力が弱ってると判断した方がいいかもしれませんね。