最近の台風事情は尋常ではありませんね。
全国で、台風と言わずとも、「大雨」という名の自然災害がこのところ猛威を振るっています。
被害にあった地域でのテレビインタビューを見ると、「こんなこと初めてだ」という意見をよく耳にします。
それは、「台風のメッカ高知県」でも聞かれるようになりました。
確かに台風が毎年上陸する高知県ですが、私が小学生時代からの40~30年前は今と比べてどうだったお伝えしたいと思います。
高床式が多かった
我が家もそうでしたが、高床式の家が結構ありました。
台風ありきでの建築だったように思います。
また、海抜の低いところにはすぐに水が溢れ、道路は見えなくなりました。
昔から、台風での降水量は多かったので、床下浸水には慣れっこでしたね。
それほど、床の高くない家では、すぐに水が入ってきてしまうため大変でした。
現在もその名残はあります。
やはり海抜の高いところでの建築も増えてきました。
子どもたちはというと・・・
私が小学生だった頃では、「台風がくると学校が休みになる」と喜んだものです。
雨風が強くて、外にでることが出来ず、学級閉鎖が当たり前でした。
全国にはその土地ならではの災害で、学校が休みになったりしますよね。
それが高知では「台風」だったわけです。
また、学級閉鎖後の登校では、必ず先生からこんな質問があります。
なんんだと思います?
それは・・・
「床下浸水の人!床上浸水の人?」という、浸水が床上か床下か必ず聞かれました。
たまに我が家も、床上浸水になることがあり、床板を外し、畳をあげてやり過ごしました。
なぜ、そんなことを聞かれるかというと、災害援助?といっていいのか分かりませんが、被害によって、エンピツやノートが支給されるんですね。
それ以外は何を貰ったかは忘れてしまいましたが、たぶん現在もそういう制度はあると思います。
なんか、床上浸水した方が、床下浸水よりも注目をされたので、子供心に優越感みたいなものもありましたね。
また、水が引かないところに行っては、プールの様に遊んでいました。
今では、そんなこと病原菌が気になって出来ませんし、やらせません。
まとめ
台風被害は年々増大する一方です。
昔ながらの対策では、対応しきれない自体も出てきています。
高知県は台風に慣れてるとは言え、油断は禁物だし、全国でもこれまでに経験したことのない災害に見舞われてる地域が増えてきました。
いつ、起こるのか分からないのが「自然災害」です。
その時のために、出来る準備はしておかなければいけません。
テレビの中の映像が他人ごとの様に見てしまう、「日本人の危機管理能力の低さ」を正さなければいけないでしょう!
ましてや、高知県は「東海大地震」が起こると、ほとんど津波に飲まれてしまうと、発表されていますので、シュミレーションだけはしておいて欲しいと思います。
私の従兄弟も、最近家を建てたのですが、標高の高いところに建てました。
それもまた、「陸の孤島」になりかねません。
日頃からの、災害用のグッズや食料を必ず備蓄しておきましょう。
また、困るのはトイレですので、簡易トイレを準備しておくことをおススメします。
私は現在、関東圏に在住していますが、簡易トイレと飲水と食料の備蓄には余念がありません。
改めてお伝えしますが、自然災害はいつやってくるか分かりません。
その時のために、いま、出来る準備はやっておきましょう!
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